第7章 一時の休息
そして、より一層動きが速まる…。
「あっ…あっ…イクッ…あぁっ…」
ビクビクと身体を痙攣させ、果てる。
「っ…くっ…」
そのすぐあと、ナカの締め付けでLも果てた。
達したばかりだからか、まだ呼吸も整わず虚ろな目をしている雪。
「どうでした?良かったですか?」
若干息を弾ませたLが問う。
「…うん」
視線を逸らし、小さく頷く。
身体を重ねたあとは、なんだか恥ずかしくて堪らない。
「それは良かった。
布団行きましょう、眠いです」
その言葉は、凄く有難い。
床に押し倒されていたので、身体の節々が痛む。
そして情事のあとなので、腰も痛む。