第7章 一時の休息
ーinキラ対策室ー
そこには珍しく、Lと雪しか居なかった。
「最近、変わりましたね」
「変わった?いつ頃から?」
自分ではそんなこと、気にしたことも無かった。
「キラが現れてから、ですかね」
「…そう」
Lには、やっぱり敵わない。
「心が晴れたんですか?
彼がキラに殺されて」
「その話はしないでって、いつも言ってるでしょ」
つい口調が荒くなってしまう。
「…すみません。
久しぶりに2人きりになると、何を話したら良いのか分からなくて…」
申し訳なさそうに、目を伏せる。
「ごめん、私も言い過ぎた」
「雪、お腹空いた」
「え?作ろっか?」
急に言われても、何も用意してない。
「お腹が空き過ぎて…我慢出来ません」
「え?どうしよう…」
何か繋ぎで食べる物…。