• テキストサイズ

【DEATH NOTE】甘いもの以外に好きなもの

第5章 本領発揮


ーL sideー


「あ…」


「どうした?L」


「来たみたいですよ、月くん」


「月が?」


「かなり焦っている様ですが、どうしたんでしょうか」


彼にしては珍しい。


モニターに目を写すと、扉の前で忙(セワ)しなくウロウロしている月くんの姿が確認出来る。


「今ワタリは居ませんから松田さん、あなたが連れて来てください」


「はいっ」


恐らく、ワタリは当分戻って来ない。


雪を1人で置いておくな、と常日頃から言ってますので。


松田さんと共に入って来た月くんは、どこか正気を失っているようにも見えますね。


「どうかしたのか?月。

こんなところまで…」


“ こんなところ ” と言う表現には納得いきませんが、まぁ良いでしょう。


「父さん、粧裕を知らないか⁉︎」


「落ち着け、月。

一体なんの話だ?」


「そうです月くん、ひとまず落ち着いてください」


慌てた彼を見るのも楽しいですけど。
/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp