• テキストサイズ

平和な1日。

第8章 episode6


人は僕を変だというだろうか。
気持ち悪いと言うだろうか。

それでも僕は知ってしまったんだよ。

「璃玖~、今日も無理なのかよ」

「ああ。ごめん、カフェ手伝わなきゃ」

親友の真早<まさ>が残念そうに眉を下げる。

「さいきん付き合い悪いなぁ。前はすんなりついて来てお持ち帰りだったのによぉ」

「昔の話だろ。もうそこら辺の都合のいい女とヤるのやめたんだ。そういう誘いは御免だ」

「おー、分かった。じゃあな」

「また明日な」

誰にも打ち明ける気分にもなれない。
この気持ちは、誰にも理解されない。


実の姉が、好きなんて気持ち。
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp