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平和な1日。

第6章 episode4



自分の体に触れるたび、嫌な記憶がフラッシュバックする。

「漣音が居なくなって、不安になったのか?そりゃあ、ここ知らねぇ場所だもの。当たり前か」

いっそ一刺し、殺してくれれば良いのにね。
なんで中途半端に、生かしたんだろうね。

こんなに傷だらけにしといて、幸せだなんて不公平だよね...

「なんでっ....」

どうして私だったんだろう。
他にも居たはずなんだよ。
娘を見て、欲情する父親なんて。

何を見て親だと言えよう。

私は、なんで産まれてきたんだろう。
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