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平和な1日。
第3章 episode2
「みなさん、そろそろ....」
「楓希ちゃん」
片付けに入る楓希ちゃんを呼び止める。
「ホテルがない、みたい....」
「コンサート後ですし、そりゃそうでしょうね」
真顔でそう言う楓希ちゃん。
「今日は泊まっても構いませんよ」
「ホント!?」
思わず楓希ちゃんの手を握る。
楓希ちゃんは顔を真っ赤にし、
「ほ、ほ、ホントですよ!!」
と叫ぶように言った。
「ごめん、勢いのあまり握っちゃった」
そう謝るものの、彼女の赤面はここ15分は続いた。
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