• テキストサイズ

平和な1日。

第3章 episode2



「みなさん、そろそろ....」

「楓希ちゃん」

片付けに入る楓希ちゃんを呼び止める。

「ホテルがない、みたい....」

「コンサート後ですし、そりゃそうでしょうね」

真顔でそう言う楓希ちゃん。

「今日は泊まっても構いませんよ」

「ホント!?」

思わず楓希ちゃんの手を握る。
楓希ちゃんは顔を真っ赤にし、

「ほ、ほ、ホントですよ!!」

と叫ぶように言った。

「ごめん、勢いのあまり握っちゃった」

そう謝るものの、彼女の赤面はここ15分は続いた。
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp