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平和な1日。

第3章 episode2



「諒夜、その辺にしとけよ。本気で瑠都に嫌われるぞ」

襟首を引っ張る。

「うへぇ〜、きーびしぃ〜」

諒夜はヘラヘラしながら離れて行った。

どうしてああいうヤツほどモテるのか。
さっぱり分からん。

ただ言えるのは、モテることに対してひがんでいるわけではないということだ。

「漣音」

後ろで静かに歩いていた渚人が呼ぶ。

「ん?」

振り向くと携帯を差し出している。
画面を見ると夏希ちゃんの名前。

「ああ....」

携帯を受け取り、耳に当てる。
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