• テキストサイズ

平和な1日。

第18章 特殊能力3


ーリトside

なんであんなこと聞いたのか。
自分でもかなり焦った。

話せば冷たく返すような、あんなひねくれた子なんか俺の趣味じゃなかったはずだ。
なのに、彼女の高校からの友達に嫉妬?

はは、馬鹿げてる。
そんなはずはないよ。

ピリリリリリッ

「....もしもし」
『リト?今日ヒマ?』
「ヒマだけどヒマじゃないかな」
『何それー!ねぇ、いつものホテルに来れない?』
「ごめん、そんな気分じゃないんだよね」
『うわ。なにそれ、マジ意味わかんない。もうリトなんか知らない、ばいばい』ブチッ

女の気分損ねてばいばいなんか慣れてる。
別にこの女なんか好きじゃない。
肉体関係だという、それだけ。

いつもやってたことなのに、どうしてだろ。
やんなってきたよ....
/ 392ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp