第17章 特殊能力2
「そんなの簡単ですよ!テレビの話とか、趣味の話とか。なんでもいいじゃないですか」
「...はは。お前ぇ、可愛いな!!」
くしゃくしゃっと撫でてくる。
ほんのり赤くなっている渚人さんの頬。
「そういうの、好きな方とかに言った方が喜ばれますよ」
「....へへ、そうか。うん、そーする」
そう言い、コトっと寝てしまった。
....寝落ちか。
まあ、いっか。
渚人さんが酔ったことで、知れたこともあったんだし。
「れーーお!待てよぉ〜」
「ちょ、お前マジうぜぇからやめろよ!」
ただ、瑠都くんが酔うとかなりめんどくさい。