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平和な1日。
第16章 特殊能力1
「ねえねえ、さーつきちゃーん。」
トントンと肩を叩かれ、振り向くとニコニコ微笑む漣音さんが居た。
実に不気味だ。
「なんですか、お金貸しては聞きませんよ」
天才なんだから、困ってはいないだろうが、嫌がらせという手もなくはない。
「おい、こら。俺は金で困ってねんだよ」
そこでキレるか。
「すいませんでしたー(棒読み)」
「....((ムカッ」
掃除をしてるこっちからしたら、話しかけられて邪魔されるなんて。
世話してやってるこっちの身にもなれってんだ。
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