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恋愛物語超短編集

第7章 先生





卒業式の次の日も1,2年生は学校があるため、俺は出勤しなければならなかった。




隣には彼女が寝ている。




俺はゆっくり起きて着替えを始める。


鏡を見るとまあびっくり。
彼女の爪痕が背中にたくさんついている。



(エロ……。)



すると彼女が腰をおさえながら起き上がった。

「痛ったぁ……」





ああ、俺たちやったんだな、とそこで実感する。


「わっ、先生なにその傷!!!」

「お前がつけたんだぞ…?」

「うわぁ……」


また顔が真っ赤になる。




そこで少しいじめてみる。



「腰も痛いし、頭も痛いし、背中もお前のせいでこんなんだし、今日学校行きたくないな。大城がキスしてくれたら頑張って行くのになー。」


「え、なに言って…」

「してよ、ほら。キス」


彼女はゆっくりと俺の胸に手をついて背伸びをして唇を重ねた。


「よし、良い子だね。」

頭を撫でると、

「っ………///」


あーほら可愛い。



「じゃあ行ってくるね。」




俺たちの先生と生徒の関係はもう終わった。
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