第9章 R18二口堅治
大きい会社だからこのくらい払えるだろう?と、予算額を伝えた上で、見積もり出してもらったはずなのに。
それを、サラリと上回る金額で出してくる。
いい度胸じゃないか。
パソコンを得意気に叩く私って絶対悪い顔してる。
コンコンっ
『!』
茂庭「失礼します…!」
鎌先「し、失礼します!」
『え、えっと…?』
茂庭「今年入社の茂庭要です。」
『ああ!茂庭くんと鎌先くん!』
鎌先「はい!宜しくお願いします!」
『こちらこそよろしくね!あれ?もう終わったの?懇親会は?』
社長「私が連れてきたんだよ。」ニコッ
『社長っ、?!お疲れ様です…!』
社長「こんなに素敵な入社式を準備してくれたくんに会って欲しくてね。紹介するよ、彼女は入社5年目のくんだ!えーっと、いくつだっけ?」
『今年25…です。』
社長「ほう!じゃあ、君達の1つ上かぁ!あまり変わらないからいろいろと聞きやすいだろう!くん。」
『はい!』
社長「君に彼らをお願いしようと思ってるのだが…。いいかね?」
『!ぜひ!ありがとうございます!』
社長「はっはっは!!頼もしいねぇ!任せたよ!じゃあ、私は席に戻るから、後は頼んだよ!」
『はいっ、、!』
バタン…
はぁ、!緊張する…。
茂庭「よろしくお願いします!」
『ふぁ、そんな固くならないで!(笑)』
鎌先「あ、携帯なってますよ?」
『!はい、です。はい、…はい!あぁ、そうですか。助かります!はい!よろしくお願いします!失礼いたします。』
鎌先「…。」
『あぁ、ごめんね、もうすぐ会社の一大イベントがあるの。それの打ち合わせが詰まってて(笑)んーーっ!でも、もう、1通り終わったから私も懇親会行こうかなっ!ほら、いこっ?』ニッ
鎌先「!は、はいっ、」
茂庭「はい!」
あ、いま、鎌ち、絶対キュンってしたな…
社員「おお!きたきた!!〜っ!」
『お待たせしましたー!(笑)』
社員「やっぱお前がいないとね!うちのPD課華がね!(笑)」
社員「ひっどー!私もいるのに!(笑)」