第8章 国見彼女
教室の下にしゃがんでる。
壁に隠れてる…
頭の上はすぐ、窓で…。
バレるんじゃないかというハラハラと
及川に国見ちゃんと呼ばれていた後輩の匂いにドキドキしながら。
及川の足音が聞こえなくなるのを待つ。
国見「先輩…ドキドキしすぎ。」
『〜っ、き、きのせい…』
国見「ふぅん。」
ぎゅ、
国見「ねぇ」
『はい、、?///』
国見「こっちむいて。」
『い、いや、だ…///』
国見「…。いーから、こっちむいて。」
『…///』
国見「なに?ツンデレ?かーわいー。」
ふんっ、と、振り向く先輩。
美味しそうな甘い匂いがする。
『先輩をからかわないっ、まったく、、//』
そんな真っ赤な顔みたら期待するけど?
国見「先輩っていがいと子供デスネ?」
『2つ年上ですー…』