第7章 黒尾鉄朗くん
俺の彼女は部活をしてる。
女子バスケットボール部
昨日は全校応援に連れていってもらった。
おかげで彼女の名を知らない人はウチにはいない。
お決まりのTwitter炎上(笑)
写真やら動画やら…
みんなupし過ぎ(笑)
なんで全校応援の後はヤタラモテるのか。
いや、そりゃ、わかるけどさ。
カッコイイシュート決めて
汗流して走って
でも、俺の彼女だし…
『黒尾さーん!』
遠くから研磨と一緒にやってくる
黒尾「おー、!こいっ!」
飛び込めと言わんばかりに
両手を広げる。
『おっとっと、、、。ここ学校ですよ〜』ニィッ
筆箱を落としそうになりバランスだけでどうにか堪えた
黒尾「お前が2年のくせに活躍するからお前のファンがたくさん居て妬けるんですけど。」
『えへへっ、(笑)そーいえば黒尾さんから御褒美もらってないなぁ〜』
黒尾「お。じゃあ、今日部活休みだろ?俺の家来いよ!」
『!やった!!あ、研磨もいく?』
研磨「いかない…」
クロの御褒美って毎回変な意味に聞こえるのは俺だけかな…
いや、でも実際そうだし…。
黒尾「たまには2人ですごそうぜ!!」
『はいっ、//』
俺はまだに手を出してない。
いつもならすぐ出す。(笑)
のに、なんだろう。
手を出したら壊れてしまいそうで。