第6章 茂庭彼女
『ふぁーー。お久しぶり。要さんの部屋っ。』
要「ふー。今日も疲れたなぁ。よいしょっと、」
ベットを背もたれにして座り込む要さん。
『よこ、しつれーしますっ!』
茂庭「あ、だめ、こっち。おいで?」
『?』
茂庭「ほら、ここ、俺の上。」
『か、要さん潰れる…』
茂庭「いまさらだろ(笑)潰れないから、ほら。おいで。」
優しく大きく手を広げる要さん。
『んっ、』
茂庭「いいこ。」
ぎゅ、
『要さん?』
茂庭「んー。」
『ふふっ、ねー、だいすき。』
茂庭「ざんねーん、俺の方が好き。」
『!!!』
後ろからぎゅってしてたのに、
くるって、お姫様抱っこ見たいにされた。
茂庭「俺さ、まだまだだし、ずっと一緒にいてなんて、軽々しく言えないけど。ちゃんと、迎えに行くから待っててね。」
『??』