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ハイキュー!!〈短編・中編・長編〉2

第6章 茂庭彼女




今の彼女とつきあって半年がたった。

『要さーんっ、英Ⅱの教科書かし、あ、!うぐっ、』


ドフッ


茂庭「?!」

鎌先「うおっと〜。っぶない!大丈夫かぁ?」


鎌ちの胸で顔面強打する

俺の彼女。


ほんっと、周りが見えてないのか

いっつもまっすぐ。

『うぅ、すみません〜…。』

鎌先「茂庭かぁ?」

『はいっ、』

鎌先「茂庭〜?後輩がお前探してるー!」


茂庭「はいはーい。まったく。気をつけてよ?はい。英Ⅱっ。」

『ありがとーございますっ!』

手を振って彼女を見送る。

鎌先「くぅっ、今の子可愛いなぁ…なんでお前知り合いなんだよっ!」

茂庭「…!」

鎌ち、まだしらないんだ…。

まぁ、俺が言ってないんだけどさ…

もう知られてると思った。


鎌先「んんっ!いい匂いした〜…。」

だめだ、完全にやられてる。

これは、早めに言わないとまずそうだな…

言ったら言ったでうるさいんだろうな。


茂庭「鎌ちー。話があんだけど。」

先生「茂庭ー。ちょっといいか?」

茂庭「あ、はい!」

鎌先「ん?え?なに?」

茂庭「あ、また後でな!」

鎌先「??おう!」
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