第43章 赤葦と木兎さんの……
赤葦「はい。心配なら付いてきてください。」
『……!』
ついてきて欲しいんだ……(笑)
可愛いなぁ、高校生。
『赤葦くんどうしたの?』
赤葦「ちょっと。」
『??』
ガラガラっ、
赤葦「失礼します。」
誰もいない保健室。
『あ、先生いないね。』
赤葦「ですね。……さん。」
『はい。?』
赤葦「俺を選んだ理由。」
『うん?』
赤葦「木兎さんのお世話が大変だから俺なんだと思ってました。」
『あはは、それもあるかもね。』ニッ
赤葦「手伝うんで、俺の苗字貰ってください。」