第43章 赤葦と木兎さんの……
『あはは、ありがとね~っ。』ニコッ
あ、目が合った
『赤葦くん……。』ニッ
赤葦「……はい。いつも木兎さんにお世話になってます。」
『いえいえ……とんでもない!いつもうるさいでしょう?』
ふふっ、と笑うお姉さん。
赤葦「ぼ、、……。木兎さんって呼ぶのは変な感じがします…。」
『下の名前で呼んでくれてかまわないよ。』ニコッ
女「さーんっ!LINE教えてくださいっ!写メ送るんで!!」
『ありがとっ。これ、追加してね。』ニッ
女「私もいいですか?!」
『うん!ぜひぜひ。』フフッ
赤葦「きょうだいそろって人気者ん ですね。」
『あはは、そうでもないよ。』
赤葦「……。」
『あ、授業始まる。』