第38章 二口[Valentine]
今日はバレンタインデー前日
バレンタインデーイブ!
部活に来るなりトッポを食べてるマネージャーの先輩。
二口「せんぱーい?そんな、甘いもん食べてたら太りますよ~?」ニヤニヤ
『二口くん……。絶対私のこと先輩だとおもってないよねーっ。』
呆れた笑顔で俺を見る
その顔ですら好き
俺は多分、先輩に依存してる。
二口「先輩のかわりに食べてあげますよ~?」ニッ
『食べたいだけでしょ~。はい、あーん。』
二口「あ、ばれた?」
先輩の、あーん。
ちょっと、照れる。
人の気もしらないで
くそぅ。ずるい。
『バレてますよ。』
はぁ、と、笑う先輩。
もう、可愛い。
先輩は太ってないし、
痩せてる……。
たぶん、周りから見たら
俺の気持ちはバレてるんだろう。
先輩の鈍感さはやばい。
茂庭「ちゃん、今日の練習だけどね、、、。」
『うんうん?』