第4章 花巻彼女
花巻「あぁ、お前、就職か。どこにすんの?」
『空港』
花巻「ハイジャック」
『やめて。(笑)』
花巻「ん〜。機長に欲情して機内でエッ…」『しませんっ!』
花巻「ぶっ、(笑)ジョーダン(笑)」
『ったく、ばか。』
花巻「まっつんも空港?」
『うん、同じ空港だよ、大学には行かないって。』
花巻「あぁ、なんか、大学行かねぇって聞いた。」
『そーそ。それで最近2人でノートにいろいろ調べたりして…たまに貴大の話ししたりしてる〜』
花巻「それで、マッキーなのね。」
松川は、俺のことをマッキーか花巻とよぶ。
それがうつったんだと思う。
いやまて、2人で会ってたのか?
『そう、それでマッキーなの。』
花巻「2人であったりしてんの?それは、少し妬けるんですけど。」
『んーん?会ってないよ〜。教室の入口で少し話すくらい?あとは、今みたいに松川くんがノート取りに来る。』
花巻「なら、許すっ。」
『マッキーくんはどーするんですか?』
花巻「決めてないよ〜」
『三者面談まだなんだ?』