第33章 溝口コーチ?
その場から逃げ出そうとする
溝口「はーい、だめー。逃がさないけど?」
ドンっ、
と、壁に追いやる。
問い詰めるのは
逃げ場をなくしてからじゃないと
『っ!』
溝口「大人の余裕?俺、余裕ねぇよ?煽ったのお前だろ?」
『こ、こーち、、っ、』
溝口「んー?」
『その、、えっと、、っ、』
溝口「かおまっか。可愛い。」
!
『は、はなしてくださいっ!』
ドンっ
溝口「……。」
『っほ、ホントに、すき、に、っ、なる、、から……あんまり、からかわないでください。』
溝口「……。なれよ。俺は本気だから。いったろ?余裕ないって、」
ぎゅっ、
『ず、ずるい……です、、』
あぁ、
やっぱり可愛い。
愛おしい。
自分の手で汚していきたくなる
って……
俺っていつからこんな
悪い大人になったのかなぁ…
純粋な彼女を困惑させる
好きだよ。
離さない
end