第24章 赤葦先輩
先生「はーい、木兎クーン。君は、罰として体育館片付けしてきてねー。」
木兎「ギクーーーッ…」
先生「赤葦くん、先生、今から打ち合わせで当分戻ってこれないから。よろしくね。何かあったら電話して。帰るときは電気だけ消しといてね。じゃ、」
赤葦「はい。ありがとうございます。」
バレー部の
キャプテンの木兎先輩と
憧れの……
副キャプテン
赤葦先輩だ。
木兎「うぅ、あかーしー、体育館片付けてくるぅ、」
赤葦「お願いします。」
『な、なんか、すみません…!』
赤葦「いーよ、気にしなくて。ごめんね。」
『んー、はい、』
赤葦「君、いつも1人で自主練してるよね。」
『え!あ、は、はい、!』
赤葦「頑張るね。うちのキャプテンも毎日これだよ。おかげで帰る時間がいつも遅くてね。」
わぁ、、
赤葦先輩…
手きれー。
かっこいい、
声も、
すてき。
赤葦「どうかした?」