第20章 岩泉と及川
照明を暗転させて……
ざわつく会場。
スポットライト
照らされる新入社員
男性も女性も制服を着て。
始まる余興。
準備期間は馬鹿みたいに長かったのに
ステージは一瞬だ。
いつだってそう。
最高に楽しすぎて。
キラキラ輝くステージの上
その後の人気は
終盤でも衰えることがなかった。
『岩泉さん!どーでしたかっ、?』
岩泉「おう、がんばったな、か、かわいかった、、。」
お酒で顔が赤いんだか。
照れてるんだか。
ずるい。
『ふふっ、ありがとうございますっ!』
悪い気はなしない。
岩泉さんかわいい…////
なんとなくだけど
すこし、キュンとした。
及川「ほら、上司にお酒つがないと。」
『あ、はい、っ、、』
いつもの、お客さんにコーヒーとか
お茶出すみたいに。
他人行儀で。
きっと、自分はこんなのに向いてる
外では崩さない
昔っからそう