第20章 岩泉と及川
岩泉「ねむそうだな。気をつけて帰れよ。」
『はい、ありがとうございます!お疲れ様です。』
岩泉「あー、。」
『はい?』
岩泉「ほら、元気だせ。明日で最後なんだしな。」
岩泉さんが暖かいミルクティーの
小さいペットボトルを投げる。
『!はい、ありがとうございます、頑張ります!』
こうやって気にかけてくれるから
いつも嬉しい。
どこか期待しつつ
足を進める。
まぁ、岩泉さん、真面目?だから
進展とかそんなのは、
期待してない。
「……。」
!!
誰かに見られてるようなきがする。
そっと、
そっと、
さり気なく
振り向いてみる。
『……。』
ホッ……
いるわけないよね。(笑)
きっと疲れてるんだ。
まぁ、いたとしても
私目当てなんて
馬鹿な人がいるわけない。
そして、やってくる忘年会
有名なホテルのワンフロアを貸し切って
贅沢に盛大に行われる。
みんながお酒に軽く酔い始めたときがチャンス。