第18章 赤葦さんの彼女
『お、おちつこう、?(笑)』
そういって、手を差し出す。
赤葦「木兎さん、うるさいです。」
全力で手を握ろうとする木兎さん。
木兎「ひゃぁあ、、赤葦の彼女って、だったのか…」
赤葦「それで、これ。からです。」
木兎「なに?」
赤葦「今日のクリスマススペシャルライブのチケットです。ほら、毎年生放送であってる音楽番組の……」
木兎「!!ま、まじで?!」
『よかったら、きてくださいっ、』ニッ
木兎「行きますっ!!!」
『あ、もう、行かなきゃ!』
赤葦「いってらっしゃい。」
『あ、忘れ物っ、京治っ、』
赤葦「??」
ちゅっ、
『妬いちゃだめだよっ、!じゃあねっ!会場で待ってる!』
赤面する木兎さん。
ドタバタと出ていく。
にやけそうでたまらない俺。
幸せだ。
木兎「いいなぁ、俺も彼女欲しい。」
それから、部屋で木兎さんに質問攻めを食らって。
ご飯作らされて。
バレーの話して。
木兎「おっ、そろそろ行くか!」
赤葦「そーですね。」