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ハイキュー!!〈短編・中編・長編〉2

第18章 赤葦さんの彼女



赤葦「なに?」

『はい。少し早めのクリスマスプレゼント。』

渡されたのはマフラーと
ロングコート

赤葦「え、ありがとう。…って、これ…。」

そういって、ヒラヒラと目の前にチケット2枚を見せる。

『木兎くんと来てよ』

明日のクリスマススペシャルライブ。
東京の大きなスタジオで生放送
ライブが行われる。

豪華アーティストも沢山出演するし。

赤葦「まぁ、暇だったら…」

『だめーっ、』

むぅ!と、拗ねる彼女。

はわかっていない。
俺が毎日どれだけ妬いているか

まぁ、そもそも
生きている場所が違う。

赤葦「はいはい、行くよ。」

『うん!きて!!』

赤葦「でも、その前にいい?」

『うん?』

赤葦「今まで言ってなかったけど。」

『な、なに、?』

赤葦「俺、本当はすっごい妬いてる。」

『!』

ぎゅ、

赤葦「まあ、生きてる世界が違うから。仕方ないと思うけどね。」

『京治…。』

赤葦「なに?」

『テレビの中の私は嫌い?』

赤葦「うん、嫌い。俺のだとわかってても妬く。にみんなよっていくし。」

『京治が、テレビの私、嫌いなら…』

赤葦「言っただろ?生きてる世界が違うから仕方ない。はキラキラしてるステージの上にいるんだから。」

『京治って、馬鹿なの?』

その言葉で少し頭が冷える。

赤葦「んー、ちょっと、嫉妬しすぎた」

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