第9章 流星
そして今日はその大切な日。
珍しく余裕をもって起きられたので、カフェで一杯チョコレートラテを飲んで学校に向かう。
勿論この間にもずーーーっとあの曲をリピート。
だって今日は運命の日だから!!
特に一緒に見るとか約束しているわけではない。
でもいいの
一人でこの曲を聴きながら星空を眺めていると
隣に叶多がいてくれてる気がするから。
それで十分。
夜が待ち遠しい。
しっかり寒さ対策しないと。とか、何時から見始めようかな。とか、座ってみるか立ってみるか。とか、色々考える。
(授業長いなぁ。)
キーンコーンカーンコーン
よっしゃ帰るぞ!!!
ダッシュで!!!!