第8章 幼馴染からの脱出 8
れな「やっぱり、沖縄かなぁと思ってたよ!沖縄海が綺麗でいいところだよね。」
知念「最高だよー!いつかみんなで行ってみたいね!」
れな「うん!私は澄んだ海で泳いだ事ないから凄く憧れちゃう。」
れな「太平洋かプールだけだから(笑)」
知念「そう言えば、夏になったら合宿もあるけど、内輪でプールや海に行ったりもしてるよ!それまでに、みんなバイト必死にするけどね。」
れな「そうだ!私も大学生になったらバイトしようかなって思ってたの。まだ涼介には話してないんだけど。。。」
知念「何か反対しそうだね(笑)」
れな「でしょ?!」
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、時計を見るともう夕方だった。
れな「えっと、私そろそろ帰らないと。。。」
知念「暗くなってきたし、送るよ!」
れな「ありがと!でも、駅と反対方向だし、まだ夕方だから大丈夫!」
知念「大丈夫?昨日の新歓で絡まれたって聞いたけど。」
れな「知ってたんだ。。。まぁここ一応地元だし、地元も歩けないようじゃダメだと思うから、駅行く途中までは一緒に行こう!」
知念「了解。そーゆー事なら。それじゃ、出ようか。」
伝票を持ってレジへ向かう二人。
れな「侑李君、自分の分は自分で払うから。」
知念「これくらい奢らせて!まだバイトしてないんだし。」
れな「それじゃ、お言葉に甘えて。。。ごちそうさまでした。」
知念「どういたしまして!」
店を出て数分一緒に歩いたが、れなの家と駅へ行く分かれ道で二人は別れて帰って行った。