第6章 幼馴染からの脱出 6
美稀「涼介さん、もしかして、あの人ミスグランプリになった人ですよね?」
涼介「んーそうだよ。良く覚えてるね!シックスセンスでもピアノ担当してるよ。」
れな「すごく綺麗な人だったから、私も覚えてる。」
有岡「近くで見るとすっごい美人。。。」
鈴木「山田君、説明希望ってこの彼かな?」
涼介「そ!有岡大貴君。よろしくね。」
鈴木「うん。それじゃ、あっちで説明するから、有岡君ついて来てね!」
有岡「じゃ、またね!」
れな・美稀「じゃーねー!」
有岡を見送ったところで。。。
知念「あー、れなちゃん、やっと見つけた!」
嬉しそうに新入生の間をぬって駆け寄ってくる知念。
れな「あっ、侑李君、お疲れ様!すごく良かったよ!私、ルーモスにハマっちゃった。」
知念「ありがと!じゃ、今度のライブ観に来てね!」
美稀「私も行きたいでーす!」
知念「ホント!それじゃ、二人で!!」
そんなやり取りを横で見ていた涼介が、
涼介「ちょっ、何で?!三人知り合いなの?」
知念「驚いた〜?!入学式の時にサークル部屋に誘ってね。そこで、涼介とれなちゃんが幼馴染だって知ったの。」
涼介「それにしては、れなと仲いい気がするけど?!」
れな「それは、入学前に街で二回も偶然会ってたからかな(笑)入学式でまた再開って感じで。」
涼介「ま、いーけどね。紹介する手間が省けた(笑)」
知念「それで、二人はどこかのサークル入るの?」
美稀「あのー、一つお聞きしてもいいですか?!」
知念「何?」
美稀「サークル内での恋愛禁止とかってあります?!」
知念「特にないよね、涼介?」
涼介「あぁ、サークル内で結構カップルいるよ。」
美稀「良かったです〜!安心しました。どこに入るかはまだ検討中ですけどね。」
れな「私もまだ決められない。。。運動系も興味あるし、楽器やってみたい気もするけど。。。私、優柔不断だから(笑)」