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【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)

第1章 プロローグ







 ――・・・いったいいつから、
 私の心は凍ってしまったの・・・?

 ・・・・・・違う。
 『凍ってしまった』んじゃなく、
 『凍らせた』んだ・・・。

 失うことが怖くて、
 誰かを傷付けたくなくて、
 愛することも愛されるのも恐れて、
 自分を犠牲にする。

 そんなことでしか、
 私には守る術がないから。



 飛行機の窓に映る自分の瞳には、
 何の色も輝きも映っていなかった・・・――





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