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【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)

第22章 甘い夢を貴方に・・・







(・・・今夜は、悪い夢を見ないで欲しい)

 ルイの首に腕を回し抱き締めたまま、
 心の中で祈るように願う。

 甘えるように
 首筋に顔を埋めるルイの唇が、
 再びそこに触れていく。


「・・・・・・ぁ・・・・・・」


 吐息とともに声が漏れてしまう。

 繊細なルイの手が、私の胸に触れた。

「・・・ん・・・っ、ルイ・・・」

 思わずびくっと肩をすくませる。

ルイ「・・・できるだけ、優しくする」

 気遣うような声に視線を上げると、
 どこか余裕の無いルイの瞳と重なった。

「・・・大、丈夫」

 それだけ言うと、
 どちらからともなく口づける。

 角度を変えて
 何度も唇を重ねながら
 ルイの指が膨らみを撫で、
 やわやわと揉んでくる。

 ルイが触れるたびに、
 躰の熱が上がっていった。

「・・・ん・・・ふぁ・・・」

 キスの合間に漏れる吐息が、
 頭を甘く痺れさせていく。

 身体を滑るようにルイに愛撫され、
 そっと茂みを撫でられた。

 太腿をくっつけて拒んでみたけど、
 ルイの指先は
 ゆっくりとそこに向かっていく。



「やっ・・・」

 短く声を上げた瞬間、
 ルイの指がぬるっと滑ったのを感じた。

ルイ「キスだけで感じちゃった・・・?」

 耳元で囁かれて、
 一気に顔が熱くなる。

 恥ずかしくて
 口元に手の甲を当てて
 そっぽ向く私に、
 ルイの笑い混じりの声が届く。

ルイ「零、・・・・・・可愛い」


 ルイの中指が、
 ゆっくりそこを探り始める。

 割れ目の内側を
 上から下へとなぞられたり。

 入口の辺りを
 ぐにぐにと刺激されたり。

 その度に漏れそうになる声を、
 私は必死に我慢した。

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