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【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)

第2章 ウィスタリア王国


「!」

 反射的に視線を上げると、
 ルイ様と目が合う。

ルイ「・・・・・・少しは、温かいと思うから」

 すっと視線を逸らして呟くと、
 再びすたすたと歩き出す。

「・・・ありがとう、ございます」

 思いがけない優しさに戸惑いが声に出る。

 かけられた上着から、
 じんわりと伝わる温かさを感じながら
 私も二人を追いかけた―――・・・。
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