第6章 斉藤終(束縛)
「ちょっ、沖田隊長何してんっすか」
沖田「何って、保健の授業でナニを見てんでっさァ」
襖からこっそり、覗いていた沖田達に気づいた終
服を調え、自分につられ眠ってしまったにひより布団をかけ
覗いていた隊士達に近づくと
斉藤「…」
「すっすみませんでしたァァァァ」
そう、言い残すと散々に逃げていき
残った沖田に向き直し
沖田「終兄さんも案外やりやすね」
そう言われ、先程の事を思いだしたのか
ワタワタと焦りだし
沖田「大丈夫でさァ…。誰にも言いやせんし、さっきの奴らにも口止めしときやすぜィ」
そう言った沖田の表情は、ドSの顔をしていて
斉藤「……」
終は、項垂れていた
沖田「俺だって、ひよりを狙ってたんで、それぐらいは言わしてもらいやせんとね」