第5章 斉藤終 (甘々続)
あれから、終とは確かに仲が良くなったけど
それは、私が話し掛けて、終が文字で返してきてくれる…
それだけ
恋人らしいことをを、してない…というか初めての1回だけ…
ひより『と、言う訳なんですよ…』
銀時「あー、そんなの『私を食べて』みたいに全裸で待ち伏せりゃ…ふべらッッ」
ひより『あー、相談する人間違ったー』
私の拳でぶっ飛んだ銀さん
銀時「しかし、あのアフロも物好きだよな、こんなDV女好きだなんて」
頭をガシガシとかきながら、立ち上がりブツブツ言ってる天パに…もとい、銀さんに
ひより『あーぁ、ちゃんと聞いてくれたら、パフェとか色々ご馳走してあげ…』
私が、言葉を言い終わる前に
銀時「ひよりちゃん、銀さんどんな悩みでも、聞いてあげるよ」
そう言って、両手で私の手を握りながら、凄くイケメン顔になる銀さん…、腑に落ちないけど、正直カッコイイ
銀時「何、頬染めてんの?もしかして、銀さんに惚れた?」
手を握ったまま、色っぽい声で囁き、除き込んでくる
ひより『んな訳無いでしょ…、こういうのに免疫が無いだけなの』
端から見たら、恋人に見えるのかなーなんて呑気に考えてたら
銀時「ふーん、こりゃァどっちも…あっ…」
銀さんが、私の後ろに視線を向ける
ひより『?』