第3章 斉藤終 (甘々)
ひより『~♪』
[シャッシャッ]
ひより『さてと、大分綺麗になったし良いかな』
私は今、屯所の浴室の床を掃除してる
隊士達には、「毎日そこまでしなくても、俺達も掃除してるし」って言われるけど…
正直、あまり綺麗でも無いし、サボってる日も有る…
まあ、仕方ないよ、江戸を守るって大切な仕事が有るし、みんな疲れてるだろうし…
でも、、、此処に来た時に初めて見た浴槽の汚れ…
水垢だらけな上に、所々カビが…なんの毛かってのも…
解ってる、あんな大人数が入れば仕方ない
あっ思い出したら、吐きそうになってきたー
ひより『うっ…』
あー忘れよう!掃除掃除!
そう考えながら、水を流してると足元が滑って
[バシャーン!]
ひより『キャッッ』
あー最悪だ…こんなギャグみたいに全身水浸しって…
そんな事考えてたら
戸が開いた
[ガラガラ]