第6章 クリスマスの準備
「すいません。嫌ですよね男二人でクリスマスに飲みに行くって。忘れて下さい」
「いや、いいね、そういうクリスマスも。行こうか」
「え、いいんですか?」
「うん。考えてみたら白水先生と飲みに行った事なかったし、良い機会だしね」
そう言えばそうだったかも…。
けどおかげでクリスマスは独りぼっちってのは免れたな。執間先生良い人だし、楽しめそう。
「じゃあ、約束ですよ?」
「うん、約束」
嬉しくなり笑みを浮かべると、執間先生も同じように笑みを浮かべてくれた。
「なんなら、今日もどこか飲みに行く?」
「今日ですか?」