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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第5章 いい人?





「ありがとうございます。おかげで助かりました」



「気にしないで。なんなら、運ぶのも手伝うよ」



そう言って貰えるのは正直嬉しいが、流石に申し訳なく感じ首を横に振る。



「それは申し訳ないですよ。ただでさえ、集めるの手伝って頂いちゃってるんですし」



「けど一人じゃ運ぶの無理でしょ?さっきもフラついてたし」



「あぁ…ははっ、見られてたんですか」



少し恥ずかしくなり苦笑いを浮かべる。

確かにこれじゃまた誰かにぶつかっちゃうかもしれないなぁ。…ここは素直にお願いしよう。



「じゃあ、お言葉に甘えてお願いしてもいいですか?」



「お安い御用」



そう言って彼は資料を半分ほど持ち、一緒に資料室まで運んでくれた。

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