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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第4章 特別な感情2





「おまたせ。待ったか?」



資料室に入ると、すでに山崎がおり、こちらに気付いた途端嬉しそうな笑みを浮かべてくる。
まるで忠犬ハチ公のように思えた。頭を撫でてみると気持ち良さそうに目を細め、本当に犬に見える。



「…白水先生」



蚊のなくような声で俺の名を呼び、たどたどしい目で俺を見つめる。俺が次に言う言葉を、期待している目だ。
俺は口元に笑みを浮かべ、お望み通りの言葉を放ってやる。



「じゃあ、始めようか」



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