第2章 アブノーマルカップル
「お前ってさ、ホント俺の事好きだよなぁ。言う事全部聞いてくれるし」
「ゃっ…やめっ…ふっ」
そのまま強い力で擦られ、先端を指先でグリグリと押さえつけられる。
「俺が触るとこぜーんぶ気持ち良くなっちゃって。今もとろけそうな顔しちゃって…今映ってるAV女優みてぇ」
耳元で囁かれる声に背中からゾクゾクと甘い痺れが走る。まるで言葉で犯されているような気分だ。
「可愛い奴。こんなとこで下グショグショにさせて…恥ずかしくねーのか?」
「ふっ、ぅ…っ」
ポルノ映画の台詞のようなその言葉に、羞恥心を煽られる。なのに嫌なんて感情は一切なくて、欲しくて欲しくて堪らない。
沖田先輩の言葉が魔法の様に、自分を溶かしていく。
「はっ…ぁっ」
敏感な裏筋を爪で軽く引っ掻かれ背を反らす。