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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第24章 ある日の夜の出来事【長編番外編】




もっと…もっと壊してくれ。お前の手で、原型もなく壊して。

俺にとってはそれが最大の望みだった。

そしてお前も…


震える両腕を彼の背中に回し爪を立てる。彼は小さく呻き声を上げたが、止める事はなかった。


俺だけを見ていればいい。
俺という玩具で、これからもずっと狂えばいい。
もう、元になんて戻れなくなればいい。

俺は小さくほくそ笑んだ。



「あぁっ!ん、ふぁっ!あ!…んぅ!」



ラストスパートをかけるようにガンガンと奥を突かれ、どうしよもなく気持ちいい。
交わった部分から、絶え間ない快楽が湧き上がってくる。

それでもまだ欲しい。まだ欲しい。
自分の貪欲さに少し笑ってしまいそうだ。

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