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【3Z】男子の本懐【R18/BL】
第13章 そういう男
「八雲、帰るぞ」
「…ん」
バレンタイン当日。
特にお互い何かを言うわけでもなく、そのまま何事もなく一日が過ぎいつも通りに小太郎と下校する。
「少し寄り道していかないか?」
「え?…あぁ」
帰り道の途中、思わぬ言葉に驚き足を止める。
根がバカ真面目なだけあって、俺から誘わない限り寄り道なんて絶対にしない筈の男がそんな事を言うのだから。
少々怪しく思いつつも、彼がこんな事を言うほど何か興味を持つものでも出来たのかと気になり、少しワクワクしつつ小太郎に着いて行った。
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