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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第12章 恋とは【長編番外編】





「薬はまだ必要か?」



そう尋ねれば、ほのかに赤く染まった顔を緩ませ唇を開く。



「まだまだ足りそうもない」



「ククッ、そりゃ大変だ」



「今くれる?薬」



熱い手の平で顔を包み込まれ、今度は八雲から口付けられる。ココアを飲んでいたせいかひどく甘ったるい。


まるで麻薬みたいだ…


そう思うと自然と口角が上がる。


薬が強いのはお互い様だろ。


そんな事を考えながらそのまま八雲をソファーへ押し倒し、俺は目の前の麻薬に口をつける。

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