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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第10章 告白の言葉





「ちょっ、どこ行く気!?」



「決まってんだろ!銀八のとこ行ってぶん殴ってくんだよ!」



「止めてよ!絶対に止めて!!」



「何言ってんだお前…このままでいいのかよ!?」



「だってそんな事したら万引きバレちゃうじゃないか!推薦消されたら…俺親父に勘当されちゃうよ!それだけは困るんだ!」



八雲が俺の腕を掴みすがりつくように叫ぶ。



「なぁ、頼むよ…トシ。この事黙ってて。俺が卒業するまでの間、我慢してればいいだけの話だから。…お願い」



悲願するような目で俺を見つめる八雲に俺はただただ絶句する。

助けてやりたいのに、どうする事も出来ねぇのか?この事を黙って見過ごせってか?

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