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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第9章 責任とってね



クソッ…今すぐ取り消したい!

さっきの自分のプロポーズと呼べる発言を思い出すだけで顔が熱くなってしまう。
嬉しいと言われても自分にとってはもはや黒歴史だ。



「…ホントに全部嘘なんだろうな?」



顔が赤いのがバレたくないので、突っ伏したまま尋ねる。



「嘘ですよ。市役所に婚姻届出してませんし愛の告白もされてません」



「…あっそ」



それを聞いて安心したような少し残念なような、複雑な心境になる。
どうして残念なのかは自分でも分からない。…いや、今は分からないでおこう。チクショウ、いつか仕返ししてやっからなコノヤロー。

モヤモヤしつつ小さくため息をつく。そんな俺に八雲が最後に付け加えるように言葉を告げた。



「けどまぁ…





セックスしたところまでは本当なんですけどね」



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