第9章 責任とってね
「勿論俺も最初はお断りしましたよ?けど銀八さんが、ずっと前から好きだったとか、お前の事大事にするからとか、愛の告白をしてくるもんですから…」
何やってんだ俺ええええ!!
記憶全然ないけど何やってんだよ俺ぇ!つーかお前もなんでちょっと照れながら言うの!?やめろ覚えてないけど何か恥ずかしくなる!
「まぁ…俺も流されちゃいましてね。OKを出しました」
流され過ぎだろ!そんな重大な事流れでOK出すなよ!チョロ過ぎだろお前!
「…そ、それで?」
そうツッコミたいのを堪え、緊張でどうしてもうわずってしまう声で聞く。
「その流れのまま市役所に婚姻届出して今に至ります」
「いやおかしいだろぉおおおお!!!」
堪え切れず叫んでしまう。