第7章 特別指南 1
円を描くように乳房を揉まれる。
やわやわと強弱をつけながら刺激されてたまらずすがり付く。
「はぁっ……あっあっ……」
右手の手首が掴まれた。
ゆっくり下に誘われる手。
近づいてくる藍染隊長の顔が視界いっぱいに広がり、形よい唇が唇に触れた瞬間、自然と目を閉じていた。
そのまま深く口づけられる。
くちゅくちゅといやらしい音が浴室に響く。
右手はゆっくりと誘われるまま藍染隊長の襦袢を割り開き、中の熱くたぎる勃立に手のひらを押し付けられる。
一瞬、引こうとした手を咎められるように強く握られる。
「ふぁ……んっ」
手のひらに触れるそれは、熱くて、太くて、固い……
普通の肌と違ってスベスベしてる……
右手の上に藍染隊長の手が重なる。
握るように手を添えて、藍染隊長の手に合わせて上下に動かす。
「んっ……上手だ。そうやって優しく上下に扱いて……」
離れた唇から漏れた甘い声。
目を開けると上気した頬と、少し辛そうに寄せられた眉、愛しそうに見つめる瞳……
今まで男性と触れあった時はいつも私が快感の波に押し上げられ翻弄されてきた。
初めて快感を与える側になって知る興奮……
私の手で藍染隊長が気持ちよくなって下さっている?
込み上げる喜びと興奮に息があがる。
そんな私の様子に藍染隊長は目を細め、唇に噛みつく様な口づけをする。