第1章 出逢い
「…なに」
俺はだるそうに呟くと、腰に手を当てる。
「…っその!……責任とってくださいよ…」
「は?」
思わず気の抜けた声を出してしまう。
「だから…っ!私をこんな気分にさせた責任をとってくださいっ!」
俺は、わざと知らない素振りをして、
「…どういうこと?漠然としすぎてて分かんないんだけど。何をしてほしいの?」
と言って、彩未に近づく。
「…セックス、して、ください……っ」
彩未は、真っ赤な顔でそう言った。
「…俺は別にいいけど。彩未は俺に何してほしいの」
きちんと言ってもらわなければ分からない。
そう言った顔をしてみる。
「…そ、の……私に、涼君のを、挿れて、ください…!」
真っ赤になりながら言うその姿は本当に可愛かった。
「…涼君じゃなくて、お兄ちゃんって呼んだら挿れてあげる」
俺が静かにそう言うと、
「…おにい、ちゃん」
暫く躊躇った後、口から条件通りの言葉を滑り落とした。
「よく出来ました」
俺はそう言うと彩未の腕を解き、秘部を舐め舌を挿れていった。