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ワールドトリガー【中・短編集】

第33章 LINE―――3バカ


米「夏海ー、ランク戦しようぜ!」

緑「よねやん先輩!俺は!?」

米「お前とはいつもやってるだろ。夏海とやりてー」

出「俺も久々に夏海とやりてーな」

米「よっしゃ!じゃあ、明日の放課後ブースに集合な!」

緑「わかった!」

出「おーけー!」

夏海『ちょっと、何勝手に決めてんのよ』

米「夏海がおせーからだろ!常にスマホ確認しておけよ!」

夏海『んな無茶な』

出「さすがにそれはねーけど、いいだろ?夏海。久しぶりに」

緑「そうそう!俺もやりたい!」

夏海『あんたたち本当、ランク戦好きだね』

夏海『……しょうがないから、やってあげる』

米「さすが夏海」

緑「やった!夏海ちゃんと戦える!」

出「よしっ!夏海!明日は俺たちの気が済むまで相手してもらうぞ!」

夏海『えー、マジ?』

出「マジ」

米「明後日もやろうぜ!」

緑「いっそのこと毎日やろう!」

夏海『待て待て。あんたたちとそれだけやってたら私のからだが持たない』

米「そんなことねーって!どんどんやるぞ!」

緑「夏海ちゃんだって強いじゃん」

夏海『強さは関係ない。3人とも元気すぎて私だけが年寄りに感じる……』

出「なんだそれ」

夏海『言っとくけど、公平は一番私に近いからね』

出「うわ、それって槍バカより年寄りっぽいってことか?ショック………」

米「年寄りふたりを労って本数減らしてやるよ」

緑「えー!嫌だ!」

夏海『うわー、信用できない。駿は素直でよろしい』

米「そんなこと言うなら倍にするぞ」

夏海『そんなこと言うなら二度と宿題見せねーぞ』

米「え!?待って!それだけはやめて!」

夏海『どーしよーかなー?』

米「マジで夏海の見ねーと困る!」

出「それはそれでどうなんだよ……」

緑「よねやん先輩必死だね」

米「いや、マジで夏海頼むっ!」

夏海『しょうがない。ボコボコにしてやるからそれで許してやるよ』

米「よっしゃ!助かった!」

出「おいおい」

緑「よねやん先輩……」

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