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ワールドトリガー【中・短編集】

第22章 夏といえば――18歳たち


ボーダー本部基地ラウンジにて


『ねぇ!夏といえば!?』

村「海だろ」
荒「プールだな」
穂「夏祭り」
犬「いやいやそこは花火っしょ」
北「アイスじゃない?」
影「怖い話」
当「いや、水着のねーちゃんだな」

『うわ、勇サイテー』

当「そういう夏海もスタイルいいもんな~」

『死ねっ!』

夏海は体、主に胸を凝視してくる当真を蹴った

『海にプールに怖い話、花火。あと、アイスと夏祭り!全部しようよ!』

村「俺たちもか?」

影「俺は夏祭りは行かねーぞ」

『えー!?そんなこと言わずにさぁ!』

お願いっ!と顔の前で両手を合わせるが、影浦はスマホから目をあげない
だが、サイドエフェクトでわかっているはず
それに、影浦は優しいのだ

影「………チッ、わーったよ」

『やったー!ありがとー!雅人!』

ガバッと抱きつくと離れろといって頭を軽く叩いてきた

犬「でもさでもさ、日程とかどうすんの?俺ら任務あるけど」

『そうだった。何個かは纏めたら良くない?』

荒「は!?お前バラバラにする気だったのかよ」

北「ブフッ……!一日アイス食べるだけって………!」

村「海とプールはどうする?両方行くのか?」

当「どーせなら両方行こうぜ。そっちのが楽しそうだし」

『勇は水着目的でしょ』

当「あ、バレた?」

『バレバレ』

村「夏祭り、アイス、花火は一緒だな」

穂「4回か。集まるの」

荒「そうなるな。夏祭りとかは夜からでいいだろ」

北「夏祭りならアイスじゃなくてかき氷かなー」

影「怖い話ってどうすんだ?」

『肝試しは?』

当「どこでだよ」

荒「お化け屋敷でいいんじゃね?」

犬「いーね!面白そう!」

『え……………お化け屋敷は…………ちょっと………』

ニヤ

影「なら、なおさら行かなきゃなんねーな」

当「そーだな!これ絶対!」

『ちょっと!あんたら!』

北「まあまあ夏海、落ち着いて」

村「どれから行く?」

荒「まず全員次の非番がいつかだな」

そういわれ全員がスケジュールを確認する

犬「次の土曜非番の人ー?」

犬飼がいうと全員が手をあげた

当「全員非番じゃん!」

『決まり決まり!どこ行く?』

北「次の土曜なら花火大会があるよ」

村「ならそこだな。屋台もあるんだろ?」

北「もちろん」

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