第4章 Gスポット…2
「なんすか?」
「なんでしょう?」
口論を止め、口を閉ざすお二人。
私はここぞとばかりに声を張り上げ、
お腹の底から声を出し、威嚇するように言った。
「私は、おふたりとも素晴らしいテクニックの持ち主だと思います」
目が点。
そうだよね、いきなりこんなこと言い出すなんてどうかしてる。
「そして、私もお返しをしたいのです」
自分の脳の中核にあったエロスイッチが、熱気で狂ったみたいだ。
カチッと押されたそれは、もう止まることはない。
「私にフェラさせていただけないでしょうか?」